【人生激変レベル】自由時間の使い方 書籍「神・時間術」のご紹介

書籍

こんにちは。kajicoです。
今回は精神科医の樺沢紫苑さんが書かれた「神・時間術」の本の紹介です。
この本は忙しさから解放され人生をより良くするための時間術の本です。

この本には生産性を上げる時間術について書かれていますが、
今回はその中でも時間の使い方を改めてより良い人生を送る方法についてご紹介します。

はじめに結論ですが、どうやってより良く人生をしていくのかというと
時間術で作り出した自由時間を”楽しむ”ことに使うだけです。
これで、人生がより良いものに変わっていきます。

では具体的に自由時間をどのように使うかですが、

・「自己投資」
・「能動的娯楽」
・「楽しむ」

この3つに時間を使うことです。

それぞれの具体的な説明の前に作者のことについてご紹介します。

作者・樺沢紫苑さんについて

この本を書かれた作者の樺沢紫苑さんがどういった方なのかご紹介します。

作者の樺沢紫苑さんは精神科医として働かれていますが、同時に作家としてのお仕事もされています。そんな樺沢さんの日々ですが、
・毎日、午前中は執筆活動活動
・メルマガ、YouTube、Facebook、ブログを毎日更新
・月20冊以上の読書と書評を公開
・月6回の病床診療
・月2、3回のセミナー、講演活動
を行っています。毎日の執筆活動で年3冊の書籍を出版されています。
以上の仕事量を毎日行い、それを7年間も続けられているそうです。

またこの仕事量をこなしながらも7時間以上の睡眠を取られています。
それ以外にも自由時間で様々なことをしています。

・週4、5回のジム通い。週2本の映画鑑賞
・月15回以上の会食
・年30日以上の海外旅行
・年100種類以上のウィスキーのテイスティング

他にもウィスキーエキスパートの資格の勉強をされたりと趣味や楽しみにも時間を使っています。

そんな人生を謳歌している樺沢紫苑さんですが、以前はこのような生活とは真逆の生活をしていた時があったそうです。

神・時間術がうまれるまで

樺沢先生が今のような生活をする前は精神科医として病院に勤める勤務医でした。
その時は帰宅は11時過ぎで1日14時間労働、終電間際の帰宅が当たり前だったそうです。
そんな毎日を繰り返しているうちにストレスで病気になってしまったそうです。
そのようなことから生き方をかえ、仕事中心の生き方からもっと自分らしい生き方に変えるため
時間の使い方を変えたそうです。
その結果、アメリカへの留学のチャンスや本の出版につながり、
先ほど書いたような充実した毎日を送り、人生をよりよくすることができたそうです。

病気になられたときに時間の使い方を徹底的に変えたことで、
人生が好転した経験もあり、時間術に関するこのような本を書かれました。
このような経験のある方が書かれている本なので、試してみる価値はありそうですね。

また、樺沢先生がアメリカに留学していた時に
アメリカ人は5時になると多くの人が職場から帰っていたそうです。
樺沢先生は同僚に「早く帰って何をしているか」と聞いたところ、
「家族とご飯を食べている」と答えたそうです。
アメリカ人は5時までは仕事で、5時以降は家族と過ごす時間と決めてるのだと思ったそうです。
だからそれまでに仕事をしっかりと終わらせて5時以降はプライベートを
しっかり楽しむというライフスタイルをとっていることを目の当たりにしました。

日本人とはちがいアメリカ人は人生を謳歌していると感じたようです。
そこで人生そのものを楽しむことに気付かされたそうです。

私もその話を読んで人生は仕事だけが全てではないと思いました。
人生の中で仕事は大きくはありますが、あくまで1つのパーツなのだと感じました。
また、どんなに仕事をがんばって成功している人も魅力的ですが、
それしかない人よりも他にも趣味や家族とのプライベートも
充実している人の方がより魅力的に感じます。

そんな働き方をしているのはアメリカ人だけではありません。

他にもヨーロッパの経済大国として知られているドイツも同じような働き方です。
ドイツは1日に10時間以上働いてはいけないことになっています。
また、6ヶ月間の平均労働時間は1日8時間以下にすることになっています。
そのため、5時まで場合によっては3時までめいっぱい働きます。
そのあとはプライベートの時間を楽しみや休むことに時間を使います。

他にもサウナで有名なフィンランドも同じようなワークライフバランスになっています。
フィンランドでは8時から働き始める人が多く、16時を過ぎるころから帰宅する人が出てきます。
残業しないで仕事を効率よく終わらせて、定時で帰る人ができる人となっています。

そして、帰ってからの自由時間は趣味を楽しんだり、スポーツに励んだり、友達にあったり、
生涯学習に通って勉強したりなどそれぞれに好きなことに時間を使っています。
また自分の時間を持つことを大切にしています。

長くなりましたが、いよいよこの本で紹介している自由時間をすごす上での
注意点を紹介していきます。

自由時間をすごす上でのNG行為

大前提として自由時間では仕事をしないことです。

せっかく時間の使い方をあらためて自由時間を作っても仕事をしてしまったら、意味がありません。
生産性が上がって仕事をする時間が減っても、同じように仕事をしていたら仕事の時間が増えているだけで忙しさからの解放につながりません。

メリハリのある生活をしていないと、必ず病気になると樺沢先生は言います。
身体的な病気かメンタルの病気です。
また、休日ではしっかりとリフレッシュをすることも大切です。
せっかくの休みの日も仕事はしていなくても、頭の中でずっと仕事のことを考えていたら、
休んでいないのと同じです。

仕事の時に最高のパフォーマンスを出すためにも自由時間は仕事以外のことをするようにしましょう。

さいごに

今回は以上となります。
次回の記事では具体的な自由時間の使い方についてご紹介していきます。

樺沢先生がこのような時間術の本をかいた理由に精神科医として1つの大きなミッションがありました。

それは「日本人の自殺・うつ病」を減らすというものです。

日本人の自殺や過労死が起きる理由の1つに仕事中心で「自分の健康」や「家族」を犠牲にした
アンバランスなワークライフバランスにあると樺沢先生は考えられています。
日本人特有の効率が悪くて、集中力が下がっていても長時間労働を行い、
根性や精神論で必死にがんばるワークスタイルを変えることが必要だと思われています。
時間術で働き方を変えることで、休日や自由時間には思いっきり休んだり、
家族との時間を大切にしたり、自分の趣味や好きなことに時間をつかったりと
リフレッシュすることを意識することです。
そのようなメリハリのあるワークライフバランスが日本にも浸透していけば、
働きやすい国へと大きく変わっていくでしょう。

私自身にも似たような経験があります。
私は20代の時に新卒で入社した会社にある日突然行けなくなってしまいました。
病院に行きメンタル系の病気と診断されました。
そのあと1年ほど休職しましたが、そのまま退職をした経験があります。
今になって振り返ってみると会社に行けなくなる2〜3ヶ月は休みの日も平日仕事から帰ってきても、
ずっと仕事のことを考えていました。そして自分のことを責め続けていました。
休みの時にきちんと休めてなかったのだと思います。

病気になる直前以外でも営業職だったということもあり、厳しいノルマもあったので
仕事のことを全く考えない休日や自由時間はなかったように思います。
何をするにもすぐに仕事のことがチラついていて、
”楽しむ”ことにまったく時間を使えていない状態でした。

私もそのような経験から楽しむことに時間を使うことは、悪いことでもなく
人生を謳歌する意味でも良いことですし、今ではとても大切なことだと実感しています。

今回は前置きですごく長くなってしまいましたが、
次回の記事では人生を楽しむための具体的な行動の説明をしていきます。

参考書籍

「神・時間術」の購入はこちらから
「マンガでわかる 神・時間術」の購入はこちらから
「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人」の購入はこちらから
「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」の購入はこちらから

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