【メリットだらけ?!】話題の傾聴について

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こんにちは。kajicoです。
今回は最近よく聞くようになった、傾聴についてのおはなしです。

最近、本屋さんにいくと聞き方の本をよく見かけるようになりました。
その中にあまり聴き慣れない”傾聴”という言葉を見かけたことはありませんか。
”聴く”という漢字が入っているので、聴くことについての本なのかなと思っている方も多いと思います。

今回は傾聴についてや傾聴の魅力、傾聴を身につけることで得られるメリットをお伝えします。
これを読めば、人生を生きやすくしてくれる傾聴の魅力がわかり、
人間関係で悩んでいたことの解決の糸口が見つかるかもしれません。

傾聴とは

傾聴と聞いてみなさんはどのような意味をイメージしますか。

この言葉にもあるように”聴く”という漢字が入っているので、
傾聴とは聞き方の一つであり、コミュニケーションの一つです。
また、カウンセリングの技法の一つでもあります。

もう少し詳しく見ていきましょう。

聴き方の本や傾聴に関する本は何十冊も出ています。
その中で私が読んで自分なりに考えた傾聴についてお伝えしたいと思います。

私が考える傾聴とは

相手の話したいこと、伝えたいことを
自分のフレームを通して聴くのではなく、
相手の身になって、気持ちや感情を想像し、考えを理解し、ありのままの相手を受け入れ、
共感や理解したことを相手に言葉で返しながら聴くこと。

それでは少しずつ説明していきます。

自分のフレームを通して聴くのではない

人はついつい自分の物差しで他の人の話を聞いてしまいがちです。

皆さんにもそんな経験はないですか。
例えば、人が話しているのに自分の中でジャッジをしていたり、
相手に求められてないのにアドバイスをしていたり。

当たり前ですが、人は誰しも別々の価値観を持っています。
また、経験してきたことも人それぞれです。
経験が異なるからこそ、その経験から作り出される価値観もさまざまになります。

同じ価値観の中にも程度があります。「ネコが好き」という同じ価値観を持っている人でも、
テレビや動画でネコの動画を見るくらいには好きだという人もいれば、
家で何匹も飼っているくらいに好きという人もいます。

そんな様々な価値観や経験が重なりあって個性が作られていき、
自分となり、この世に一人しかいない存在になります。

なので、自分以外の人は他者であり分からない存在です。
自分ではない他者の話を聞くときには自分の持っているフレームや
価値観を通して話を聞かないようにするということです。

まずは自分を全面に出さない。自分のことは後ろにして話を聴くようにすることです。

相手の身になり感情を想像し、考えを理解し、ありのままの相手を受け入れる

自分の価値観やフレームを通さずに話を聴けるようになってきたら、
次はその話している他者の視点で物事をみたり考えたりしていきます。
相手が経験したことを理解していき、相手が感じていることを共に感じていきます。

人は自分のことを話したいと思っています。自分の話を聞いてもらうことに飢えています。

人は「自分を受け入れてくれている」「わかってくれている」と
思う相手には心を許して相手は話してくれます。
逆にその確信が持てないと話すのをためらってしまいます。
よく初対面の人には何を話そうと悩んだことはありませんか。
それは相手がどんなことに興味があるのか自分のことを
受け入れてくれるかの安心感が持てないからです。
なので相手に何でも話して大丈夫だという安心感を与えるためにも、
ありのままの相手を受け入れて話を聴くことを心がけましょう。

共感や理解したことを言葉で伝える

話を聴いたら、最後に自分が理解したことや共感したことを相手に伝えていきます。

自分なりに相手の身になって話を聴いていても、相手は自分ではないので相手と同じような意味や
ニュアンスで話を聞けているとは限りません。
そこで相手とずれがないのかを確認するためには
相手に自分が理解したことを伝えたり、場合によっては質問するのが一番です。

話を聴く際に相手が話している時はただ黙ってしまう人や
「そうですね」と簡単な同意だけを伝える人がいます。
「私も〜」と自分の話を始めたり、自分の意見を言ったりするわけではないので
一見傾聴ができているように感じます。

ですが、これはただ音を聞いているだけで傾聴とはいえないです。
皆さんも想像してみてください。
自分が話しているときに、相槌もあまり打ってくれなかったり、
最後に「そうなんだ」や「わかりました」とだけ言われたときに、
話をしっかり聞いてもらったと思えますか。
むしろちゃんと伝わってるのかなと不安になりませんか。

始めに伝えたように傾聴はコミュニケーションの一種です。
コミュニケーションは相手と自分とで相互に行われるのもです。
相手の言っていることで理解できたことを簡単にまとめて相手に返すだけで、
話した人はしっかりと話を聞いてくれたと安心をしますし、
そこで意志の疎通が取れていると言えます。

相槌を打つことはできている人が多いと思いますが、
このちょっとしてやりとりだけで、ぐっとお互いのことが分かり合えて
信頼関係を気づくことができます。

傾聴の魅力とは

ここまで傾聴というものについて説明してきましたが、
傾聴がどういうものなのかわかっていただけましたでしょうか。

それでは傾聴の魅力についてお伝えしていきます。

人間関係が良くなる

人は自分の話を聞いてくれる人に、自分を受け入れてくれると感じる人に好感を持ちます。
なので、人の話がしっかり聴けるようになると相手に好感を持ってもらえ、まわりの人たちと
良好な人間関係が作れます。

また、単純に人の話が聴けるので、お互いの思い違いや誤解が生まれにくくなり
人間関係のトラブルが起こりにくくなるでしょう。

自己成長につながる

人の話を聴けるということは話し手の身になって聴くことになります。
そのため話を聴けば自分では思いつかない考え方や価値観に出会うことができます。また、自分の人生では経験できないことを聴くことを通して経験でき、そこから学ぶことができます。そして結果として自分の成長へとつながります。

仕事に役立つ

聴くことができるようになると、もちろん営業や販売をしている方にとってはお客様のニーズや隠されたニーズやまだお客様には見えていないニーズにも気づくことができ、幅広い提案ができます。そうするともちろんお客様との信頼関係の構築につながります。

人間力が磨かれる

傾聴では自分の存在は後ろにして、相手の話をきく必要があります。
具体的には人の話を聴くときに、相手の話に自分で良い悪いを判断したり、
話を受けて自分が話したくなったりするのを抑え、相手の身になり寄り添って話を聴きます。
それには、かなりの自己コントロールが必要となり、聴ける自分を作ることが求められます。

聴ける自分になるためにも自分の心のあり方を作る必要があり、
その聴く力を磨いているうちに人間力も磨かれていきます。

さいごに

今回は傾聴についてと傾聴の魅力について書いてきました。
皆さんに少しでも私が感じた傾聴やその魅力が少しでも伝わればと思います。

傾聴力を身につけて、より良い人間関係を作り、より良い人生にしていきましょう。







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