こんにちは、kajicoです。
今日は5月6日に放送された「マツコ会議」についての感想です。
「マツコ会議」とはマツコさんがいるスタジオとゲストの方と中継をつないで、
ゲストの生き方や考え方を深堀していくバラエティ番組です。
ゲストの方は今、話題になっている方を呼んでいます。
芸能人以外にもクリエイターの方や一般人の方など様々なジャンルの人が出てきます。
5月6日のマツコ会議のゲストは映画監督をされている紀里谷和明さんでした。
今回の放送を見て、
人生があまりうまくいってないな、自分の人生にあまり満足していないと思っている人
世に名前が知れている人は特別な才能があるからだと諦めている人
まだ自分の人生をどうにかしたいと思っている人
にとっては勉強になり、励みになる回だったと思います。
紀里谷さんとマツコさんとのやりとりで今後の人生に大切だと思ったことは
・自分軸で生きる
・自分のやりたいことを実現させる
の2点です。
まずは、紀里谷さんの経歴の紹介です。
紀里谷さんは幼少期は熊本の田舎で育ちますが、中学2年生の時に単身で渡米されます。
そこからアートを学び、アメリカでは有名な芸術大学に入学されますが、中退します。
その後はカメラマンとして活躍され、日本に戻ってからは宇多田ヒカルさんの
「travelling」のミュージックビデオを手がけて有名になります。
その後は映画監督として作品を作られています。
それでは詳しく印象的だった内容を紹介していきます。
子どもを子ども扱いしない育て方
お二人とも幼少期に親から子ども扱いをされることがなかったとのことです。
親からは子供の時から一人の人格として扱われてきたそうです。
紀里谷さんのお父さんは全ては自己責任なので、本人が責任を持つので、
本人がよければそれで良いという考え方だったそうです。
またマツコさんもこのような子ども時代を過ごしてきたそうです。
このような子ども時代はマツコさんの人格形成に大きく影響を与えたようです。
親からの扱いもなければこんなに物を考えられる人間にならなかったと番組では言っていました。
子供扱いをしない、自己責任とはどういったことなのでしょうか。
まずは自分が何をしたいのかを自分で決める。
でも子供だとそんなにお金があるわけではないので、足りなければ親と交渉したり、
貯めてたお年玉を使うなど方法を自分で考えて、自分のできる範囲内でやる。
そもそも自分がやりたいことが何かということも自分で決める。
どんな結果になってもそれを受け止めること。
そういった一連のことに対して自分が責任を持つということです。
全てが自己責任になると自分の人生に対しても真剣になりますし、
自分の人生に責任を持つことにつながります。
そういったことが子ども時代から当たり前だった環境ということですね。
それが結果として常に自分と向き合い続け、考えてきたからこそ
自分の人生を歩むことにつながるのだなと思いました。
このような育て方は、自分軸で生きる人間になっていくなと感じました。
自分軸で生きるとは
自分軸で生きるとは自分が人生の主人公として考え、生きることです。
自分の人生の全てが自分の責任になります。
問題は外からやってきますが、自分軸で人生を生きていれば起きた問題に対して
主体的に解決しようと行動することができます。
対して他人軸で生きるとはどんな生き方でしょうか。
何か問題が起きた時やうまくいってない時にに人のせいにしたり、
自分以外のもののせいにします。他人や状況をコントロールしようとします。
問題の解決が他人任せになってしまっているのです。
つまり他人に自分の人生の主人公を渡してしまっています。
では、なぜこのような生き方をしてしまうのでしょうか。
それはこの生き方が楽だからです。自分で行動を起こさなくて済むからです。
もし自分が動いて、失敗したり、うまくいかなかった時に恥ずかしい想いをしなくて済みます。
うまくいかなかった時は自分を責めないで済むし、自分のダメなところを見ないで済みます。
ツラい想いをしなくて済みます。
でもそれは問題の解決から目をそむけているだけです。
その時はなんとなく解決しても、また同じようなことが繰り返し起きたり、
違う問題が起きても自分から動かないので解決することもなく自分以外のもののせいにするだけです。
そしてまた苦しい想いをします。この苦しみは無くなりません。
そもそも行動もしないので、解決するスキルを持つことができません。
私は自分軸で生きることは自分の人生を歩んでいく上で必要な考え方だなと感じます。
特に芸能人やスポーツ選手など、その人のこれまでの人生を見ることができる機会があると、
自分軸で生きている人がほとんどだなと気付かされます。
だからその人たちは大きな結果を残していたり、成功をおさめていたり、
毎日が楽しそうで幸せそうに見えます。
でもそれは何も特別な人たちに限った話ではなく、どんな人にも必要な考え方、生き方だと思います。
何か問題が起きた時以外にも、人生の選択をせまられた時や自分の将来を考える時でも必要です。
いつも他人軸で生きていると自分がわからなくなってしまいます。
他人のちょっとした一言や行動で必要以上にイラついたり、傷ついたり、動揺するようになります。
自分の人生を歩んでいる人はしなやかで、たくましいです。
人に振り回されることもなく、いつでも自分らしくいられます。
そのためには自分軸で生きるという考え方、生き方は身につけなければと私は思いました。
自分のやりたいことを実現させる
お二人とも自分がやりたいと思ったことを実現させる大切さもお話しされていました。
マツコさんは「何か行動を起こしたからこそこんな変な人間ができあがった。あの一歩がなければ、(今の自分自身のことが)存在しなかった。それはその一歩だった。だからみんなやった方がいい。
やりたいと思ったことを」と話されていたのが印象的でした。
紀里谷さんは「自分が何を欲しているのかにすごく向き合って、それをバカみたいに実現していく。
くだらないことにもちゃんと向き合って実現させてあげることがものすごく重要だと思っている。
小さい小さい欲望を一つ一つ自分でバカにしないでやっていくのが重要。」
と話されているのが印象的でした。
このお二人のお話を聞いて私が感じたのは、
・行動することの大切さ
・自分と向き合うことの重要性
・個性の作り方
の3点です。説明していきます。
現実を変えるにはアウトプットしかない
行動することの大切さとは以前から言われていてすごく当たり前のことですが、
なかなか出来る人がいないのだなと思いました。
お二人がそのことに対して話されているのを見て、多くの人間ができていないのかなと思いました。
(私もそんな大多数のうちの一人です。)
はがゆい想いを持っていいるのかなと感じました。
「行動する」ことはアウトプットになります。
この行動することつまりアウトプットを
お二人がなぜこんなにもした方が良いと話していたのでしょうか。
それはアウトプットでしか現実が変わらないからです。
アウトプットには他にも「話す」「書く」もありますが、
特に大きく現実を変えることが出来るのは「行動する」です。
例えば、パリに旅行に行こうと思って、行き方や観光地を調べて人に話したり、
ノートにキレイにまとめて書いても、パリに旅行に行くことはできません。
”パスポートを取る”と書いても、パスポートは取れませんよね。
やはり実際に行動に起こさないと現実は変わらないわけです。
パスポートを取りに行って、旅行会社に申し込みに行かないと実際に旅行には行けないわけです。
また、自己成長にもつながっていきます。
行動を起こすと現実が変わります。
行動を起こすことで、昨日までの自分では知らなかったことや考え方に出会ったり、
味わったことのない感情を持つこともあるでしょう。
また新たにやってみたいこと、興味を持つことも出てくると思います。
それをまた行動に移していくことで、成長へとつながっていきます。
自己成長にはアウトプットも大切ですが、同時にインプットも重要になってきます。
インプットとは「聞く」「読む」です。
インプットして得た知識をアウトプットすることで、知識が定着して記憶となり、
その知識は身についた状態になります。
そうすると自己成長へとつながります。
お二人の話を聞いて行動することのメリットだなと気付いたのは
個性の確立だなと思いました。
行動をすることで、新たな出会いがあり、そこに影響を受けてまた行動をしていく。
それを繰り返していくと、自分が磨かれていくのだなと思いました。
先ほどパリ旅行の例を出しましたが、その例で考えると、
パリに実際に旅行に行って、新たなヨーロッパの文化に触れ、芸術に触れ、
パリの街並みを体感して、日本にはないものをたくさん見て刺激を受けたとします。
そこでまた新たな興味があることが出てきます。例えば、アートの興味が出たとします。
日本に帰ってきて、その作家さんについて調べたり、実際に絵を描く教室に通ったり、
美術館に行くようになったり、他の国の美術館に行こうと新たな旅行の計画を立てたり。
その後、絵の教室に通っていくうちに絵画コンクールで入賞するような
絵を描けるようになるかもしれませんし、
美術について勉強したいと思い、学校に通うようになるかもしれません。
また、他の国への旅行でもっと興味が持てるものに出会うかもしれません。
同じように美術に興味がある人に出会って、結婚なんてこともあるかもしれません。
これは全てパリ旅行に行ったことで生まれた自分です。
やりたいと思ったことを実現させていくことを繰り返していくことで、
他の誰でもない唯一無二の自分の生き方につながっていると思いました。
自分がやりたいことは何かと常に自分と向き合ってきたことも大切です。
何よりも自分らしく生きることになり、それは人生への満足度や幸せにもつながるなと思いました。
こうやって考えると自分の人生は自分で決められるのだなと感じました。
常に自分と向き合って、行動していく人にしか得られないものだと強く思いました。
おわりに
5月6日に放送された「マツコ会議」の感想を書かせていただきました。
毎回この番組は楽しく見させてもらっていて、マツコさんのゲストの本質を見抜く力や思考の深さ、
さまざまなことを経験されてきたからこそ見える人間力など、
普段の生活では触れることのできないものを見ている感覚でいます。
マツコさんでしか、作れない番組だなと思っています。
紀里谷さんのエピソードはどれも強烈なものが多く、
子供の時から個性的で凡人の人たちにとっては真似しにくいものも多く、
特別な人なんだなと思わされることばかりでした。
ただそこで語られるエピソードの本質には私たちにとっても大切な価値観やマインドが見えてきます。
個人的な話ですが今回の放送では、私が長年感じていたことに
ドンピシャで刺さるものがあった回でした。
お二人の話はできている人にとっては当たり前すぎて、特別な話でもなかったと思います。
ただ私はそれに気付くまでにかなりの時間がかかってしまいました。
正直、もう少し早く気付きたかった。
これまで、他人軸で生きることや行動して失敗したらどうしようという思考に
慣れすぎてしまったと思っています。
でも、人生100年時代と考えた時に私はまだまだ若い、時間はまだまだある。
そう自分に言い聞かせながら
これからは「自分軸で生きる」「行動する」ということを改めて考えさせてもらいました。
頑張れよと二人からのエールだと勝手に解釈させていただいた30分でした
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